people耕す人

広島ブランド野菜「狩留家なす」の収穫祭にて。社団法人むすぶ広島代表花井綾美と写真左が平井啓子さん

マルシェ運営を通して広島の農業の課題に直面、その解決策を流通事業に求める特定非営利活動法人まちづくりコミュニティデザイン研究所/平井啓子

2011年春、広島にもあったらいいなと思い描いていた日曜市の開設に向けて始動。県内約100軒の生産者さんに開設主旨を伝え、参加者を募りました。そして翌年7月生産者と消費者が直接つながる青空市場「ひろしまみなとマルシェ」を、広島の海の玄関広島港広場にオープンさせました。毎月第1日曜日・第3日曜日に開催する中、行政受託事業等を通じて大規模農業、企業参入農業、新規就農などさまざまな様なスタイルの生産者と出会ってきました。
また、同時に広島県6次産業化プランナーとして活動する中で農業の課題に直面。経営、人材、天候、規格、物流、販路などの課題を解決するため、手探りしながら2016年には中規模流通事業をスタートさせました。現在、県内約30軒の生産者さんから生産物を集荷、量販店内の自社産直コーナーで販売しています。さらには、独自のマーケティングチャネルによる新しい農産物流通の仕組みを構築中です。