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百年の歴史ある畑で都市農業を担う上村農園/上村隆介さん

デルタ地帯の砂土壌に恵まれた広島市安佐南区川内は、

古くからの農業地で広島の伝統野菜「広島菜」の産地として栄えてきました。

近年の市街地化で農地の維持も困難になってくる中、
受け継いできた畑を守り活性していこうとスクラムを組むのが、川内の若農家の会。
知恵を持ち寄り、次代の力で川内の農業の継続に取り組んでいます。
そのリーダー格が上村農園の上村隆介さん。
この地でおよそ二百年続く農家の7代目、

5月からは主力の枝豆の出荷に追われる毎日です。
品種「神風香」のおいしさが評判を呼び、畑まで買いに来る人も。
その場で抜いて土付きのまま販売。
まさに地産地消、畑と生活者の距離が近い都市農業の魅力です。