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中四国最大規模のキャベツ農家へと成長

中四国最大規模のキャベツ農家へと成長株式会社vegeta (ベジタ)/代表者/谷口 浩一

弊社は広島県北の庄原市に本社を置く、農業法人です。
スマート農業機械を取り入れ、100ha以上の農地でキャベツを大規模栽培。
広島県内ではお好み焼きに使用するキャベツの需要が高いにも関わらず、
県内産キャベツの生産は少ない状況が続いておりました。
そこで広島県産キャベツの自給率を上げると共に、
耕作放棄されそうな農地を利用するキャベツの大規栽培をスタートしたのです。
本社を置く広島県北地域では特に高齢化に伴い、
「耕作できなくなった農地を使用してもらえないか」という相談が多く寄せられます。
農地は標高800mの北部山間地から、標高0mの南部の島まであり、
標高差を利用して1年中出荷を可能にしています。
年々、農地が増え今では100ha以上となり、
中四国最大規模のキャベツ農家へと成長しました。さらにキャベツに加え主力の農産物となりつつあるのが、加工用ネギです。
特に山間地の農地の中には、キャベツの栽培には適さない斜面の狭い農地も多くありました。
そこでキャベツと同じくお好み焼きにも使用され、需要の高いネギの栽培を始めました。
ネギは土にこだわり、土耕栽培でマルチをかけて育てています。
マルチをかけているので泥が跳ねて汚れることもなく、
水耕栽培のネギよりも味や香りの強い、美味しいネギに育ちます。

土づくりはキャベツの栽培でも大変重要です。
毎年同じ作物を同じ農地で栽培すると連作障害が起こり、
農作物が発育不良などを起こすことがあります。
キャベツの大規模栽培を始めた時にも、この課題を乗り越える必要がありました。
そこでキャベツの裏作として、冬の間はもち麦の生産を行うことにしました。
もち麦は大変良く育ち、もちもちとした美味しい麦になりました。
さらに収穫後は麦のわらを畑にすき込むため、
畑の土が水はけのよいふかふかとした土になり、肥沃な農地へと育っています。
良い土づくりができることで、将来的には肥料を減らし農薬を減らすことにもつながります。

これからも、農業という産業で地域を支え守っていくため、
そして美味しい農産物をお届けするために努力を続けたいと考えております。

 

株式会社vegeta
広島県庄原市東城町帝釈宇山797
電話 084-772-4273

メール vegeta@hiroshima-vegeta.jp

 

HP https://www.vegeta-farm.com/
instagram ; vegetacabbage
facebook ; https://www.facebook.com/hiroshimacabbage